麦さんぽ

思ったこと、起こったこと、感じたこと、そんなこと。

日記

【読切小説】砂糖に注ぐ珈琲

朝起きて、極稀に珈琲を入れる。「淹れる」ではなく「入れる」。どこかしらのお手頃価格のブランドの珈琲、ペットボトルに眠り日夜冷え続けているそれを、一ヶ月に一度もないくらいの程度で、入れる。 最初は砂糖も入れずに飲むのだが、一口と持たない。私は…

外の寒さと心の温もりと

お久しぶりです、彼女のバイトの出待ちをしています。鳩米麦です。 前回の投稿『オーガニック』読みました? あれ、別に特に深い意味は無いんですけどね、ただただ思い浮かんだコンセプトに沿って話を書いて、納得いかない所を修正して、それで結局コンセプ…

秋っぽっち。

クリスマス、年越し、新生活、桜、海、花火。それに比べて食欲運動読書の秋。それが悪いとは言わないけれど、食欲も運動も読書もいつの季節にだってあるじゃん。秋には何も無いから、それは秋が可哀想だからって取って付けたような○○の秋。それこそ秋が可哀…

お風呂のような恋人を作れ。

シャンプーを流してシャンプーをつける。そしてシャンプーを流した後に気付くんだ。一回洗ったくね、と。どうやらお風呂というのは不思議なもので人から知能を奪ってしまうらしい。洗い流された汚れはもしかしたら知能なのかもしれない。もしかしたら知能な…

折れて治れば元通り、なんてことはあんまり無い。

久しぶりに筆を執ってみる。最後に書いたのはいつだろうか。一月前か、それよりも短いか、あまり覚えてはいないけれど久しぶりなのは確か。これまでに幾度となく筆を折ってきたし、もう一度筆を握ったとしても折ったところからリスタートすることは無かった…

泣いて、笑って、音楽をして。

アンサンブル試験当日の朝は早い。日記を書き終えて九時、そこからギターの練習して睡眠。零時。夜更かしの原因はユーチューブな気もするんだけどちゃんとギター練習したことにフォーカスを当てて欲しい。普段十時間睡眠の私が六時半に起きれるはずもなく。…

月見ぶあがあ。

昔から文字に触れるのが好きだった。小説にはまった時期もある、執筆をしていた時期もある。本気で小説家になろうと思い悩み詰めた時期も。でもまあ今こうして小説を書くのをやめ、プロになりたいのかどうかも分からないまま音楽をやってみたりしているわけ…